作陶で実験

私の父には陶芸という趣味があります。

実家に帰った時に、その作陶の一部をやってみないかと誘われ

釉薬(器への色付け)を体験してきました。

陶器を作る手順としては
まず粘土を使って器やコップなどの希望の形作りを行います。

そしてその粘土で作ったものを乾燥させてから

焼き上げ素焼き状態にします。

それがこちら

素焼きは焼き上げる温度が低いために粘土の粒子が完全には解けず、
ゆるーくくっついた状態になります。

とは言っても硬さは十分にありますので、植物を植える植木鉢なんかは
この素焼きの器が扱われますね。

そして、この素焼きのものの上に「釉薬」という鉱物が混ざった液体をかけ
焼き上げることで色がつき、かつ素焼きよりも高温で焼くために
釉薬が溶けて、ガラス状になり水も透過しない程に密度が濃くなります。

この粘土の種類・釉薬の種類・焼き方 のバリエーションは無数にあり、
プロの陶芸作家さんは独自の配合を探して思った作品を仕上げていきます

しかし焼き上げている温度も完全にコントロールはできないので、
釜を開ける瞬間までどんな風合いになっているか想像しきれないそうで、
それが心踊る瞬間だそうです。

モノづくりには共通の点かもしれませんね。

今回はこの器に釉薬を塗るのではなく、将来作りたい作品に色つけをする際の
参考とするための実験を行いました。

まずこれが父が扱っている釉薬です。

中は沈殿しているのでよくかき混ぜておきます。

実験ということでこの破片に、釉薬をかけてみることにしました。

ここで塗っているのはロウです。

釉薬を塗らない面にロウを塗っておきます。

今回試したいのはマスキングテープを使った図柄の表現です。

事前に富士山と桜の花びらの形のマスキングテープを切り出しておきこの板に貼りました。

それをぽちゃっっと釉薬の液に浸して色をつけます。

釉薬は30分もしたら乾いてきますので、そしたらマスキングを一部剥がします。

富士山の図柄はこれではよくわからないので、筆で雪の部分をにじませてみました。

また、花びらは2枚だけ剥がしました。

マスキングテープは剥がさなくても焼き上げると燃えてしまいます。

よってそのままでも花びらの模様は浮かび上がりますが、剥がしておいた場合とどのような違いが出るのかを確認するために、一部だけ剥がしています。

富士山で雪を表現したところがこれになります。

さて焼き上げはまた来週以降になります。

結果が楽しみだーワクワク!